「Where are you?」と電話で聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S03E08で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「Where are you?」と電話で聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S03E08で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン3第8話の序盤に、電話で居場所を聞かれるやりとりが出てきます。かけた側は「どこにいるの?」と聞き、受けた側は場所ではなく、いまやっていることの目的で答えます。

居場所を聞かれたときの返し方、なぜ聞くのかを聞き返す言い方、相手の言葉を取り上げて意味を確かめる言い方が、短い電話の中に並んでいます。台詞の流れに沿って順に見ていきます。

目次

「Where are you?」居場所を聞かれて、目的で答える

電話がつながると、リズボンはまず居場所を聞きます。受けた側の答えは、場所の名前ではありません。

Lisbon: Where are you?
(どこにいるの?)
— I’m boosting team morale.
(チームの士気を上げているところです。)
— People are bored. That needs to be addressed.
(みんな退屈しています。それは何とかしないといけません。)
The Mentalist Season3 Episode8 (Ball of Fire)

Where are you? は居場所を聞く基本の形で、電話の最初のひと言にも使える言い方です。受けた側は地名を挙げず、I’m boosting team morale. と、自分がしていることの目的で返しています。boost は「押し上げる」、morale は「士気」で、boost morale は「やる気や雰囲気を上げる」という意味です。

続く People are bored. That needs to be addressed. は、その理由を述べる二文です。be bored は「退屈している」、address はここでは「(問題などに)対処する」という意味になります。needs to be addressed と受け身にすることで、誰が対処するのかを言わず、「何とかすべきことだ」という形で問題を示しています。

That が指しているのは、直前の「みんなが退屈している」ことです。地名を挙げなくても、なぜ動いているのかは二文で伝わります。目的で答える形は、「いま何をしているのか」が相手に届く点が特徴です。ただし、ここで示されるのは大まかな目的だけで、具体的な中身は、この時点では語られません。

「Why are you calling me to find out where I am?」なぜ聞くのかを聞き返す

居場所の質問に目的で答えたあと、受けた側はさらに、聞いてきた理由を尋ねます。

— So why are you calling me to find out where I am?
(では、なぜ居場所を知るために電話をかけてくるのですか?)
— Because I get nervous when I don’t know where you are.
(あなたの居場所が分からないと、不安になるからよ。)
— What do you mean, “boosting morale”?
(「士気を上げる」って、どういう意味?)
The Mentalist Season3 Episode8 (Ball of Fire)

Why are you calling me to find out where I am? は、「居場所を知るために電話してくるのはなぜ?」という聞き返しです。to find out ~ は「〜を知るために」、where I am は where のあとが平叙文の語順になる点に注意が要ります。疑問文の Where are you? と並べると、語順の違いがよく分かります。

答えの Because I get nervous when I don’t know where you are. は、理由を Because で始めて、when で状況を示す形です。get nervous は「不安になる」という変化を表し、when I don’t know where you are が、その条件にあたります。ここでも where you are の語順は平叙文です。

最後の What do you mean, “boosting morale”? は、相手の言葉をそのまま引用符で取り上げて、「それはどういう意味?」と確かめる言い方です。言葉を繰り返す形なので、どの部分が分からないのかが相手にすぐ伝わります。

「Get me a Red Delicious.」用事の中身と、頼みごとの言い方

意味を聞かれた受けた側は、用事の中身を明かします。それを聞いたかけた側は、そのまま頼みごとを返します。

— I’m buying fresh fruit– clears away the cobwebs, chases away the blues.
(新鮮な果物を買っているところです。頭の曇りを払って、憂うつを追い払ってくれます。)
— Oh, good. Get me a Red Delicious.
(ああ、いいわね。レッド・デリシャスを買ってきて。)
— Okay.
(分かりました。)
The Mentalist Season3 Episode8 (Ball of Fire)

最初の答えは、I’m buying ~ と現在進行形で、いま買い物をしていることを伝える形です。clears away the cobwebs は「くもの巣を払う」、chases away the blues は「憂うつを追い払う」という比喩的な言い回しで、果物が気分を軽くするという意味で使われています。

頼みごとの Get me ~ は、「〜を買ってきて」と相手に物を持ってきてもらうときの形です。Red Delicious はリンゴの品種名として知られています。相手の用事に合わせて、同じ買い物のついでに品名を指定する流れは、頼む側の言い方として分かりやすい例です。

返事の Okay. は短い了承です。長い説明の後でも、頼みごとには一語で応じられることが分かります。

まとめ|居場所を聞かれたときの答え方と聞き返し方

Where are you? には、場所ではなく I’m boosting team morale. のように目的で答える形がありました。聞き返しには Why are you calling me to find out where I am? や What do you mean, “…”? が使われていました。

聞き返しの形と、頼みごとの Get me ~ をあわせて見ておくと、電話の短いやりとりが組み立てやすくなります。

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