コーヒーの注文に続く、職場の進捗確認と立ち話の英語|『メンタリスト』S05E21で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: コーヒーの注文に続く、職場の進捗確認と立ち話の英語|『メンタリスト』S05E21で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン5第21話には、コーヒーを注文する場面に続いて、仕事の話題が交わされる短い立ち話があります。探していたという切り出し、進展の確認、うわさ話への言い返し、提案への返事と、短い言葉が重なっていきます。

声をかける、尋ねる、言い返す、受けて返す。仕事の合間の立ち話に出てくる英語の形を、やりとりの順に、一つずつ見ていきます。

目次

「I was looking for you.」と「Any developments on …?」立ち話の切り出し方

場面はコーヒーの注文から始まります。続けて、探していたと伝える声かけ、それに応じるあいさつ、侵入の件の進展を尋ねる問い、それに対する返事が出てきます。注文から声かけへと、言葉の向きが変わっていく流れです。

— Hi. Can I get a medium coffee, please?
(どうも。ミディアムサイズのコーヒーをもらえますか?)
— Lisbon. I was looking for you.
(リズボン。探していました。)
— Hey, Brenda.
(どうも、ブレンダ。)
— Any developments on the LaRoche break-in?
(ラローシュ宅への侵入の件、何か進展はありましたか?)
— Not yet, no. Why?
(まだです。どうしてですか?)
The Mentalist Season5 Episode21 (Red and Itchy)

Can I get ~? は、注文のときに使われる形です。get は「手に入れる」にあたる語で、「もらえますか」と丁寧に頼む形になります。please を添えると、頼む調子が整います。medium は大きさを示す語で、コーヒーのサイズを伝えています。

I was looking for you. は、過去進行形で「探していました」と伝える形です。相手を見つけた今の時点から、それまで探していたことを振り返っています。このあとに用件が続く前置きとして使われることがあります。探していた理由は、この一言には含まれていません。

進展の確認は、Any developments on ~? の形です。development は「進展、新しい動き」を指す語で、on のあとに話題を置きます。ここでは、捜査官ラローシュ宅への侵入の件が話題になっています。Are there などを文頭に置かず、名詞だけで短く尋ねる形です。

返事の Not yet, no. は、「まだです」と答える言い方です。yet は「今の時点では」という響きを添える語です。続く Why? は、一語で理由を聞き返しています。短く問い返す形は、日常の会話でも使われることがあります。

「I don’t read blogs.」に「Well, you should.」と返す短い応酬

同じ立ち話の少しあとで、地元のブログ界隈にうわさがある、という話が出ます。それに続くのが、次の三つの発言です。

— There’s been some chatter in the local blogosphere.
(地元のブログ界隈で、あれこれ話題になっています。)
— I don’t read blogs.
(ブログは読みません。)
— Well, you should.
(読んだほうがいいですよ。)
The Mentalist Season5 Episode21 (Red and Itchy)

chatter は、ざわざわした話し声やうわさ話を指す語です。blogosphere は、ブログ全体を一つの界隈としてまとめた呼び方です。There’s been ~ は現在完了の形で、これまでに続いてきた状態を示します。うわさが続いている、という意味になります。

I don’t read blogs. は、don’t を使った現在形です。いま読んでいないというより、読む習慣がない、という響きに近くなります。主語と動詞だけで言い切るので、短い返しになります。

それに対する Well, you should. は、should を使った助言の形です。read blogs の部分は省かれ、you should だけで「読んだほうがいい」と伝わります。直前の発言の動詞を省いて受ける、短縮した返し方です。文頭の Well, は、相手の言葉を受けて返事を切り出す前置きとして使われます。

この三つは、話題の提示、言い切り、助言の順に並んでいます。返す発言が語を足さずに、前の発言の形をそのまま受ける点が、この応酬の特徴です。

「a win-win」を受けて「Well, let’s win.」と返す

続けて、前置きを置いたうえで、提案とそれへの返事が交わされます。

— It’s easy to forget, but we work in the state capital. Now I-I just came from Bertram’s office.
(忘れがちですが、私たちは州都で働いています。いま、バートラムの部屋から来たところです。)
— He agrees with me that a TV interview with a friendly reporter is a win-win for the bureau.
(友好的な記者のテレビ取材は、局にとって双方に得だと、彼も私と同じ考えです。)
— Well, let’s win.
(では、勝ちましょう。)
— I’ll get back to you with details.
(詳細は、またご連絡します。)
The Mentalist Season5 Episode21 (Red and Itchy)

It’s easy to forget, but ~ は、つい忘れがちな前提を思い出させる前置きになります。この前置きのあとに、州都で働いているという事実が続いています。

win-win は、双方に利益がある状態を指す語です。ここでは、局にとって利益になる、という文脈で使われています。

それに対する Well, let’s win. は、win-win の win を拾って、動詞として返しています。let’s ~ は「〜しましょう」と誘う形で、短く受ける返事になっています。言葉を拾って返す形になっています。

最後の I’ll get back to you with details. は、あとで連絡すると伝える一言です。get back to ~ は、折り返し連絡する意味で使われます。with details を添えることで、連絡の中身が詳細であると示しています。

まとめ|声かけから受け答えまでの形

I was looking for you. で切り出し、Any developments on ~? で進展を尋ね、Well, you should. で短く言い返し、Well, let’s win. で言葉を拾って受ける。仕事の合間の立ち話には、短い形が詰まっています。

次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。

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