「not interested in you like that」と「don’t feel that way about you」はどう違う?ルームメイトに友達のままでいたいと伝える英語|『フレンズ』S06E07で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 「not interested in you like that」と「don't feel that way about you」はどう違う?ルームメイトに友達のままでいたいと伝える英語|『フレンズ』S06E07で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『フレンズ』シーズン6第7話では、ジョーイが新しいルームメイトのジャニーンを仲間に紹介します。デートに誘いたいと言うジョーイを、モニカとチャンドラーはルームメイトだからと止め、ジョーイも納得します。

友達を止めるときの言い方と、同居する相手に「恋人ではなく友達でいたい」と伝える like that と that way の言い方を、場面の順に見ていきます。

目次

「You can’t ask her out」ルームメイトとの交際を止める英語

ジャニーンが荷ほどきのために部屋を出たあと、モニカはジョーイに Did you even interview this woman before you asked her to move in?(越してくるよう頼む前に、面接くらいはしたの?)と尋ねます。ジョーイが、もうデートに誘うのが待ちきれないと言うと、モニカはこう止めます。

Monica: Wait a minute, Joey. Joey, you can’t ask her out. She’s your roommate. You know, it’s… it’ll be way too complicated.
(ちょっと待って、ジョーイ。ジョーイ、あの子をデートに誘っちゃだめよ。ルームメイトなんだから。ほら、その……ややこしくなりすぎるわ。)
Friends Season6 Episode7(The One Where Phoebe Runs)

ask ~ out は「〜をデートに誘う」です。You can’t ~ で「〜しちゃだめ」と止め、She’s your roommate. と理由を一文で添える組み立てです。way too complicated の way は too を強めて「あまりにも」という意味になり、「ややこしくなりすぎる」と先の心配を伝えます。

続いてチャンドラーが、ジョーイ自身の経験を持ち出して説得します。

Chandler: All right, think about it. Now, remember when you went out with that girl, Donna and you guys broke up? Remember how horrible it was when you guys bumped into each other at the supermarket?
(いいか、考えてみろよ。ほら、ドナって子と付き合って、別れたことがあっただろ?スーパーでばったり会ったとき、どれだけひどかったか覚えてるか?)
Friends Season6 Episode7(The One Where Phoebe Runs)

Remember when ~? は「〜したときのこと、覚えてる?」と、相手に昔の出来事を思い出させる言い方です。続く Remember how horrible it was when ~? では how を使い、「どれほどひどかったか」と気まずさの度合いに焦点が移ります。bump into each other は「ばったり出くわす」です。このあと、そのスーパーに住んでいると想像してみて、というたとえが続き、ジョーイは You’re right.(そうだな)と認め、I can’t date her.(あの子とは付き合えない)と納得します。

「I’m just not interested in you like that」恋愛の対象ではないと伝える

場面はジョーイとジャニーンの部屋に移ります。ジョーイは、2人の間に何かあると思い込んだまま、it’s a huge mistake for us to continue down this road(この先へ進むのは大きな間違いだ)と切り出し、こう続けます。

Joey: Okay, so the question is, what do we do?
(よし、じゃあ問題は、どうするかだ。)
Janine: Well, I don’t think there is anything to do. I mean, I think you’re really sweet but I’m just not interested in you like that.
(うーん、どうするも何もないと思う。つまり、あなたはすごく優しい人だと思うけど、そういう意味で興味があるわけじゃないの。)
Friends Season6 Episode7(The One Where Phoebe Runs)

continue down this road は「この道を進み続ける」が直訳で、関係をこの先へ進めることを道にたとえた言い方です。ジョーイは2人とも同じ気持ちだという前提で話していますが、ジャニーンの答えはそもそもの前提を外すものでした。

I don’t think there is anything to do. は「何もすることはないと思う」で、ジョーイの What do we do? への直接の答えです。そのあとの I think you’re really sweet, but ~ は、相手のよいところを先に言ってから本題に入る形です。

not interested in ~ は「〜に興味がない」ですが、末尾の like that が「そういう意味で」と範囲を絞っています。人として嫌いなのではなく、恋愛の対象として見ていない、という線引きを like that の二語が担います。just も添えられ、「ただ、それだけのこと」と言い方がやわらぎます。

「I just don’t feel that way about you」気持ちの面から伝える

ジャニーンはさらに続けます。

Janine: You’re a really nice guy and I’m happy to be your roommate and your friend. I’m just… You know, I just don’t feel that way about you.
(あなたは本当にいい人だし、ルームメイトとして、友達として一緒にいられてうれしいの。ただ……ほら、あなたにそういう気持ちはないっていうだけ。)
Friends Season6 Episode7(The One Where Phoebe Runs)

ここでは You’re a really nice guy と人柄を認め、I’m happy to be your roommate and your friend と、今の関係を続けたい気持ちを先に伝えています。そのうえで I just don’t feel that way about you. と結んでいます。

二つの言い方を並べると、次のように整理できます。

表現 中心にあるもの ニュアンス
I’m just not interested in you like that. 関心の向き そういう意味で興味は向いていない
I just don’t feel that way about you. 自分の気持ち そういう気持ちを持っていない

feel that way about ~ は「〜に対してそういう気持ちを持つ」で、that way は恋愛感情を直接名指しせずに指す言葉です。interested が相手への関心の向きを言うのに対し、feel は自分の内側の気持ちを言う語です。同じ断りでも、前者は「興味の向き」、後者は「自分の気持ち」に焦点を当てた言い方だと整理できます。

どちらも like that や that way で恋愛の話をぼかしつつ、はっきり断っている点は二つに共通します。ルームメイトや友達のように、この先も顔を合わせる相手に向けた言い方として、ジャニーンは人柄をほめる言葉と今の関係を続けたい言葉を断りの前に添えています。

まとめ|友達のままでいたいと伝える英語

You can’t ask her out. や way too complicated で友達を止める言い方と、not interested in you like that と don’t feel that way about you で恋愛の対象ではないと伝える言い方を見てきました。ぼかす言葉と、相手をほめる言葉の組み合わせ方が分かります。

次回も『フレンズ』と一緒に、身近な場面の英語を学んでいきましょう。

同じエピソードのほかのコラムやフレーズ記事もあわせて読むと、この回の英語がより立体的に見えてきます。

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