「I told you so.」と言われたら、何と返す?|『BONES』S11E21で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「I told you so.」と言われたら、何と返す?|『BONES』S11E21で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード21では、ブースが目の検査を受けに行くことになり、その件をめぐって「I told you so.」という言葉が何度も顔を出します。今回はこの一言を手がかりに、言われる前の手の打ち方、言われそうなときの返し方、言う側が一歩引く言い方を読み解きます。

相手の忠告どおりになったとき、「ほら、言ったとおりでしょ」と言われるのは少しくやしいものです。英語でこの場面を軽くかわす言い方を知っておくと、気まずさを笑いに変えやすくなります。

目次

「I told you so.」は言われたくない一言

目の検査を受けに行くと約束する場面で、こんな言葉が出てきます。

— Okay, look, I will go and get my eyes checked.
(わかった、いい?目の検査には行くから。)

— Okay? But not a word of this to Bones. I really don’t need to hear her say, “I told you so.”
(いい?でもボーンズには一言も言わないで。「だから言ったでしょ」なんて、言われたくないんだ。)

— Only reason I’m doing this is so I can tell her, and you, “I told you so.”
(行くのは、彼女にも君にも「ほら、言ったとおり」と言うためだけだから。)

BONES Season11 Episode21 (The Jewel in the Crown)

I told you so. は直訳すると「そう言ったよね」で、相手が忠告を聞かなかった結果、そのとおりになったときに使う決まり文句です。自分が正しかったことを確かめる言い方なので、言われる側には勝ち誇られているように響きやすいとされています。

not a word of this to ~ は「このことは〜には一言も言わないで」と、話を広めないよう頼む言い方です。最後の一言では、同じ I told you so. が「言われる言葉」から「言い返すための言葉」に変わっていて、この表現が言い合いの道具にもなることが読み取れます。

言われそうなときは先に受けて立つ

その後、ブースとブレナンの2人の場面で、ブースがこの言葉を先回りして持ち出します。

Booth: Okay. Yeah, well, “I told you so,” okay, isn’t your finest quality, Bones.
(まあな、「だから言ったでしょ」ってのは、君のいちばんいいところとは言えないぞ、ボーンズ。)

— But, all right, here.
(でも、まあいい。ほら。)

— Here you go.
(どうぞ。)

— Take your best shot.
(思いきり言っていいよ。)

BONES Season11 Episode21 (The Jewel in the Crown)

~ isn’t your finest quality は「〜は君のいちばんの長所とは言えない」で、相手の癖を軽くたしなめる言い方です。そのあとに Take your best shot. という言葉が続きます。もとは「いちばんいい一撃を打ってみろ」という意味で、「言いたいことがあるなら遠慮なくどうぞ」と受けて立つ表現として使われるとされています。

言われそうなときの返し方には、ほかにも次のようなものがあります。

表現 響き
Go ahead, say it. どうぞ、言っていいよ
Okay, okay, you were right. はいはい、そのとおりでした
Don’t rub it in. そんなに念を押さないで
Fine, I admit it. わかった、認めるよ

Don’t rub it in. は「傷口に塩を塗り込まないで」に近い感覚で、言われたあとに「もう勘弁して」と返すときに向いています。

言う側が一歩引く言い方

一方で、言う側があえて口にしないという選び方も出てきます。これより前の場面では、ブースが検査に行っていることが言い当てられたあと、次のような頼みと返事が続きます。

— Don’t tell Booth that I broke, okay? I’ll never hear the end of it.
(口を割ったことは、ブースには言わないでほしい。ずっと言われ続けることになるから。)

— I don’t need to hear him tell me that I was right. It’s enough to know that he knows I was right.
(彼の口から「君が正しかった」と聞く必要はない。正しかったと彼が分かっていれば、それで十分。)

BONES Season11 Episode21 (The Jewel in the Crown)

I’ll never hear the end of it. は「この話をずっと持ち出され続ける」という意味で、からかわれ続けることを先に心配する言い方です。返事の It’s enough to know that ~ は「〜と分かっていれば十分」で、勝ちを言葉で確かめなくてもいいという余裕が伝わってきます。

I told you so. を言うか言わないかで、会話の空気は大きく変わります。言いたくなったときに It’s enough to know ~ のような一言を選ぶと、相手の気持ちを立てたまま話を終えられます。

まとめ|「だから言ったでしょ」をめぐる3つの立場

今回は『BONES』シーズン11エピソード21から、I told you so. の響き、not a word of this to ~ で先に手を打つ言い方、Take your best shot. で受けて立つ返し方、It’s enough to know ~ で言う側が引く言い方を読み解きました。

言う側と言われる側、それぞれの一言を知っておくと、くやしい場面も軽やかにやり過ごせます。こうしたやり取りに注目しながら、これからも『BONES』を観ていくと英語の味わいが増していきます。

同じ回の英語は、質問を絞って聞き直す言い方や、英語の会話にまざるフランス語を扱ったコラムでも読み解いています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次