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『BONES』シーズン11エピソード14には、改まった話し合いの場で、ある人の失敗をめぐって「誰にでも失敗はある」「失敗から学び、もう一度チャンスを」という言葉が続く場面があります。今回はこの場面を手がかりに、失敗した人のためにやり直しの機会を頼む英語を読み解きます。
仲間や友人が失敗したとき、周りから「今回だけは大目に」と口添えしたくなる場面は少なくありません。そんなときの英語の言い回しを知っておくと、相手を責めずに気持ちを伝えやすくなります。
「she made a mistake」「we all do」で、失敗を認めつつかばう
話し合いの場では、次のような言葉が出てきます。
— I mean, she made a mistake. Look, we all do.
(つまり、彼女は失敗しました。でも、誰だってそうでしょう。)BONES Season11 Episode14 (The Last Shot at a Second Chance)
最初に she made a mistake と失敗をはっきり認めているのが印象的です。失敗をなかったことにせず、そのうえで we all do と「誰にでもあること」へ広げています。ここでの do は make mistakes をくり返す代わりに使われた言葉で、「みんな失敗する」という意味になります。
I mean は「つまり」と言い直すとき、Look は「いいですか」と相手の注意を引くときの言葉です。どちらも話し言葉で、言いたいことの前置きとしてよく使われます。
失敗を認めたうえでかばう言い方には、ほかにも次のようなものがあります。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| Everyone makes mistakes. | 誰にでも失敗はある |
| Nobody’s perfect. | 完璧な人なんていない |
| It could happen to anyone. | 誰にでも起こりうること |
| To be fair, ~ | 公平に言えば〜 |
「learn from them」「be given a second chance」で、やり直しの機会を頼む
その言葉は、さらに次のように続きます。
— And we all are gonna make mistakes in the future,
(それに、この先もみんな失敗はするものです。)— and we should be able to make those mistakes.
(そして、失敗が許される余地はあるべきです。)— We should be able to learn from them, grow from them and be given a second chance.
(失敗から学び、成長し、もう一度チャンスを与えられるべきなんです。)BONES Season11 Episode14 (The Last Shot at a Second Chance)
learn from ~ は「〜から学ぶ」、grow from ~ は「〜を糧に成長する」という意味で、them はどちらも直前の mistakes を指しています。失敗を「学びの材料」として言い直しているのが分かります。
be given a second chance は「もう一度チャンスを与えられる」という受け身の形です。頼む側から言うなら give someone a second chance(〜にもう一度チャンスを与える)になります。second chance は「二度目」という回数よりも、「やり直しの機会」という意味の決まった言い方として使われることが多いとされています。we should be able to ~ を2回重ね、learn・grow・be given と動詞を3つ並べて、失敗しても立て直せることが大事だと順に積み上げていく流れも見どころです。
周りから口添えするときの、ふだんの言い方
作中のような改まった場でなくても、職場や友人どうしで「もう一度チャンスを」と頼む場面はあります。よく使われる言い方を整理すると次のようになります。
| 表現 | 意味・ニュアンス |
|---|---|
| Give her another chance. | 彼女にもう一度チャンスをあげて |
| He deserves a second chance. | 彼にはやり直す機会があっていい |
| Cut him some slack. | 大目に見てあげて(くだけた言い方) |
| I’ll vouch for her. | 私が彼女の人柄を保証する |
仕事の場では、I’d like to ask you to give her another chance. のように I’d like to ask you to ~ を添えると、丁寧な頼み方になります。Cut him some slack. は親しい相手向けのくだけた言い方とされているため、目上の人には避けたほうが無難です。
なお、It won’t happen again.(二度としません)は、失敗した本人が謝るときの約束の言葉です。周りから頼むときは It won’t happen again. ではなく、I’m sure she’s learned her lesson.(きっと懲りているはず)のように、本人の反省を代わりに伝える形がよく使われます。
まとめ|認めて、広げて、やり直しを頼む
今回は『BONES』シーズン11エピソード14から、she made a mistake と認めて we all do と広げる言い方、learn from them や be given a second chance でやり直しの機会を頼む英語、周りから口添えするときの言い回しを読み解きました。失敗を否定せずに受け止めることで、頼む言葉に説得力が生まれることが見えてきます。
人をかばう一言に込められた思いにも目を向けながら、これからも『BONES』を楽しんでいきましょう。
同じ回の英語は、タイミングの良し悪しを伝える言い方のコラムや、冬の道路にまく塩の文化のコラムでも扱っています。


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