「BLT」とは?アメリカのサンドイッチの注文の文化と英語|『BONES』S08E01で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「BLT」とは?アメリカのサンドイッチの注文の文化と英語|『BONES』S08E01で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン8エピソード1には、サンドイッチが話題にのぼる場面が2つあります。好物のサンドイッチを食べに行こうと誘う場面と、昼食の時間になってサンドイッチを買ってくると申し出る場面です。今回はこの2つの場面を起点に、アメリカのサンドイッチの定番と注文の英語を見ていきます。

サンドイッチはアメリカの昼食の定番の一つとされ、注文のしかたにも独特の言い回しがあります。具やソースの頼み方を知っておくと、旅行先のカフェやデリでも注文がしやすくなります。

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「BLT」はベーコン・レタス・トマトのサンドイッチ

最初の場面では、こんな言葉で食事に誘う声が聞こえます。

— Let’s get you something to eat, okay?
(何か食べに行こう、ね?)

— Those neurotransmitters of yours aren’t gonna fire without your favorite BLT from the diner.
(ダイナーのお気に入りのBLTを食べないと、その神経伝達物質も働かないよ。)

BONES Season8 Episode1 (The Future in the Past)

BLT は、bacon(ベーコン)・lettuce(レタス)・tomato(トマト)の頭文字を取った呼び名です。トーストしたパンにマヨネーズを塗り、3つの具を挟むのが基本の形とされています。この略し方は、かつてダイナーの店員が注文を手早く厨房に伝えるために使った略語に由来する、という説があります。

diner は、カウンター席やボックス席があり、朝食から軽食まで手頃な料理を出すアメリカの気軽な食堂を指すとされています。your favorite 〜 は「お気に入りの〜」で、いつも同じ物を頼む相手に向けると「いつものあれ」という親しみがこもります。neurotransmitters(神経伝達物質)が fire しない(働かない)、という言い方は、「好物を食べないと頭が回らないよ」という冗談めかした誘い文句と読み取れます。

「Roast beef, right?」で好みを確かめる

もう一つの場面では、昼食の時間になって、サンドイッチを買ってくるという申し出が出てきます。

— Oh, look at that, it’s lunchtime.
(おっと、もうお昼の時間だ。)

— Even us desk jockeys, we gotta eat, right?
(デスクワークの人間だって、食べないとね?)

— I’ll get you a sandwich.
(サンドイッチを買ってくるよ。)

— Roast beef, right?
(ローストビーフだったよね?)

BONES Season8 Episode1 (The Future in the Past)

desk jockey は、外回りではなく机に向かう仕事が中心の人を指すくだけた言い方です。I’ll get you a sandwich. の get 人 物 は「人に物を買ってくる・取ってくる」で、昼食の買い出しを引き受けるときによく使われる形です。Roast beef, right? は、相手の好みを思い出しながら「〜だよね?」と確かめる言い方です。

ローストビーフやツナは、アメリカのサンドイッチの定番の具としてよく挙げられるとされています。続くやり取りでは、ツナに extra mayo(マヨネーズ多め)という頼み方も出てきます。

具やソースを指定する注文の英語

アメリカの飲食店では、サンドイッチやハンバーガーを注文するときに、具やソースの量を細かく指定する人が少なくないとされています。代表的な言い方は次のとおりです。

言い方 意味
extra mayo マヨネーズ多めで
light on the mayo マヨネーズ少なめで
no onions 玉ねぎ抜きで
hold the pickles ピクルス抜きで
dressing on the side ドレッシングは別添えで

hold the 〜 の hold は「手に持つ」ではなく「入れずにおく」という意味で、レストランでよく使われる言い方とされています。on the side は「別の器で」の意味で、自分で量を調整したいときに便利です。料理の宅配サービスの注文でも、玉ねぎ抜きやソース多めは特に多い頼み方だという報告があります。作中の extra mayo も、この型の一つです。

デリでは、具だけでなくパンの種類を聞かれることも多いとされています。What kind of bread? と尋ねられたら、Wheat, please.(全粒粉のパンで)のように短く答えれば十分です。

まとめ|いつもの一品を英語で頼む

今回は『BONES』シーズン8エピソード1の2つの場面から、ダイナーの定番 BLT、昼食の買い出しを引き受ける I’ll get you a sandwich.、好みを確かめる Roast beef, right?、具やソースを指定する extra・hold the・on the side を紹介しました。いつもの一品を言葉にする型を知っておくと、アメリカの飲食店での注文がぐっと身近になります。

次回も『BONES』と一緒に、作中の何気ない場面から英語を学んでいきましょう。

同じエピソードのコラムでは、binder と file の違いや、久しぶりに会えた人にかける挨拶の英語も読み解いています。

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