励ましに「probably」と付け足されたら、何と返す?|『BONES』S04E11で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 励ましに「probably」と付け足されたら、何と返す?|『BONES』S04E11で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

BONESシーズン4 第11話では、ブースが息子パーカーの進学先として私立校を意識しはじめ、ブレナンとのあいだで何度も教育の話題が持ち上がります。今回はその会話から、相手が付け足した一言を拾って聞き返すときの英語を取り上げます。

励ましてもらったはずなのに、最後の一語で不安になることがあります。そんなときにどう返すかが、この回のブースの台詞からよく見えてきます。

目次

「Of course it is. Probably.」付け足しの一語が生む不安

高額な学費に文句を言いながらも、私立校の願書を捨てずに持っていたことをブレナンに指摘され、ブースは車の中でこう言い返します。

Booth: Public school was good enough for me, it’s good enough for my kid.
(俺は公立で十分だった。息子だってそれで十分だ。)
Brennan: Of course it is. Probably.
(もちろんそうよ。たぶん。)
Booth: What’s that supposed to mean?
(それ、どういう意味だよ?)
Brennan: Parker is a bright, engaged little boy. I’m sure he’ll do fine in a large classroom. I did.
(パーカーは賢くて意欲のある子よ。人数の多い教室でもきっとうまくやれるわ。私もそうだったもの。)

BONES Season4 Episode11 (The Bone That Blew)

probablyは「おそらく」を表す語で、確率としてはかなり高い見込みを示します。ただ、Of course(もちろん)と言い切ったあとに付け足すと、言い切りを自分で弱める形になり、聞き手には「そうとは限らない」という含みに聞こえます。ブレナンは正確さを重んじて控えめに言い直しただけですが、ブースには引っかかる一語だったわけです。

What’s that supposed to mean?は、相手の発言に含みを感じたときの定番の聞き返しです。単なるWhat do you mean?よりも「今の言い方は何?」という不満がにじむ言い方なので、使う相手と場面には注意が必要です。

「Except…」「Except what?」言いよどみの続きを促す

ブレナンが自分の例を挙げて安心させようとすると、ブースは何か言いかけて止まります。

Booth: Except…
(でもな…。)
Brennan: Except what?
(でも、何?)
Booth: Your dad was a science teacher. You’re a scientist.
(お前の親父さんは理科の先生だった。それでお前は科学者だ。)

BONES Season4 Episode11 (The Bone That Blew)

相手が言いよどんだ語をそのまま繰り返し、whatを付けて聞き返すのは、続きを促すときによく使われる形です。But what? や And then what? のように、ほかの語でも同じ要領で使えます。

ブースが言いかけたのは、ブレナンの場合は家に理科の先生がいたという事情です。この会話のあと、ブレナンは家庭で学びが補われていたと認め、ブースは自分も家でパーカーの学びを補えばいいと思いつきます。短い聞き返しが、話の核心を引き出すきっかけになっている場面だと言えます。

結末でもう一度。「what do you mean, probably?」

物語の終わり、研究所でマックスと実験を楽しむパーカーを見ながら、ブースは私立校をやめた理由を語り、確認するように尋ねます。

Booth: I torched the application. I’m thinkin’ there’s something to be said for middle class. You sure he’s gonna be all right?
(願書は燃やしたよ。中流ってのも悪くないと思ってさ。あいつ、大丈夫だよな?)
Brennan: Sure! Well, probably.
(もちろん! まあ、たぶん。)
Booth: Probably, like, what do you mean, probably?
(たぶんって、どういうことだよ、たぶんって?)

BONES Season4 Episode11 (The Bone That Blew)

ここでは相手の語をそのまま挟み込むwhat do you mean, 〜?の形が使われています。気になった一語を名指しして聞き返せるので、会話の中で使い勝手のよい形です。またthere’s something to be said for 〜は「〜にも良いところがある」という意味で、見直した気持ちを控えめに伝えられます。

まとめ|気になる一語は、そのまま拾って聞き返す

付け足されたprobably、含みに反応するWhat’s that supposed to mean?、言いよどみを促すExcept what?、語を名指しするwhat do you mean, 〜?の4つを取り上げました。相手の一語をそのまま拾えば、聞き返しの英語は自然に組み立てられます。

前半と結末で同じやり取りが繰り返される流れも、この回の見どころです。

同じ回のほかのコラムでは、親子や職場の会話を別の切り口から取り上げています。

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