「What was the deal with ~?」と聞かれたら、何と返す?誘いを断られた理由をめぐって親友とすれ違う英語|『フレンズ』S06E23で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 「What was the deal with ~?」と聞かれたら、何と返す?誘いを断られた理由をめぐって親友とすれ違う英語|『フレンズ』S06E23で学ぶ英会話

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『フレンズ』シーズン6第23話では、チャンドラーがフィービーと出かけるために、ロスとジョーイの誘いを断ります。フィービーの説明を聞いたロスは、チャンドラーが自分たちに腹を立てていると受け取り、話がすれ違っていきます。

誘いを断られた理由を問いただすときや、こじれた関係を直したいときの英語は、友人同士の会話で役に立ちます。理由の聞き方、仲直りと距離の置き方、大事な知らせの受け止め方を順に見ていきます。

目次

「What was the deal with ~?」誘いを断られた理由を聞く

冒頭、チャンドラーはモニカに贈る婚約指輪選びをフィービーに手伝ってもらうことにします。誰かに話したのかと聞かれ、モニカに知られたくないので誰にも話していないと答えます。そこへロスとジョーイが入ってきて、フィービーがチャンドラーをコーヒーハウスに誘います。

Ross: Oh, perfect. We were just gonna see if you wanted to go.
(お、ちょうどいい。俺たちも行かないか誘おうと思ってたんだ。)
Chandler: Oh, well, we don’t, because we got the other place.
(ああ、いや、俺たちは行かない。別の店にするから。)
Ross: How rude.
(感じ悪いな。)
Friends Season6 Episode23(The One with the Ring)

We were just gonna see if you wanted to go. の see if ~ は「〜かどうか確かめる」で、相手を誘おうとしていたことを遠回しに伝える形です。チャンドラーの we got the other place は「別の場所がある」という、理由をはっきり言わない断り方です。

場面がカフェのセントラルパークに移り、ロスはフィービーに理由を尋ねます。

Ross: Hey, Pheebs, what was the deal with you and Chandler blowing us off before?
(なあ、フィービー、さっき君とチャンドラーが俺たちを置いていったのは何だったんだ?)
Phoebe: Ah, that was so weird, huh?
(ああ、あれ、変だったよね?)
Ross: Phoebe, why did you do it?
(フィービー、なんであんなことしたんだ?)
Phoebe: I didn’t do it. It was Chandler. He’s– He’s mad at you.
(私じゃないわ。チャンドラーよ。彼……彼、あなたに怒ってるの。)
Friends Season6 Episode23(The One with the Ring)

What was the deal with ~? は「〜はどういうことだったの?」と、不可解だったことの理由を問いただすくだけた言い方です。blow someone off は「誘いや約束を断る、相手をすっぽかす」という句動詞で、ここでは誘いを断って二人で出ていったことを指しています。

問われたフィービーは、That was so weird, huh? と他人事のように返し、話をそらしています。そのうえで He’s mad at you. と言いますが、作中でチャンドラーが二人に怒っている場面はなく、指輪のことはロスたちにはまだ話していないままです。理由を聞かれて答えに困ったとき、とぼけた返しで時間を稼ぐ流れが分かります。

「I still think we should try to patch things up」仲直りしたい気持ちと、腹を立てる気持ち

フィービーの話を聞いたロスは、試合のチケットに誘わなかったことが原因だと思い込みます。ロスは I wish he’d just tell me the truth.(本当のことを言ってくれればいいのに)と言い、後日ジョーイにも事情を伝えて、I still think we should try to patch things up, you know?(それでも仲直りしたほうがいいと思うんだ)と持ちかけます。patch things up は、破れたところに当て布をするイメージから「関係を修復する」という意味で使われます。

二人は別の試合のチケットを取って誘うことにしますが、ジョーイが誘ってもチャンドラーは行けないと断ります。それを聞いたロスとジョーイの会話です。

Ross: I can’t believe it.
(信じられない。)
Ross: Can I tell you something?
(ちょっと言っていいか?)
Ross: I’m a little mad at him now.
(俺、今ちょっとあいつに腹が立ってる。)
Joey: Can I tell you something?
(俺も言っていいか?)
Joey: Me too.
(俺もだ。)
Ross: You know what? He didn’t want to talk to us about being angry? Well, maybe we don’t talk to him at all.
(いいか?怒ってることを俺たちに話したくないって?だったら、こっちもあいつとは口をきかないことにしよう。)
Friends Season6 Episode23(The One with the Ring)

Can I tell you something? は、本音を打ち明ける前に置く前置きのひと言です。ロスが言ったのと同じ言葉をジョーイがくり返して Me too. と続け、二人が同じ気持ちだと示す流れになっています。I’m a little mad at him の a little は、腹立ちを控えめに伝える働きをしています。

ロスの maybe we don’t talk to him at all は、相手が話さないならこちらも話さないと、同じやり方で返そうとする言い方です。さらにジョーイは、これからは自分とロスが親友だと言い出します。誤解をきっかけに、仲直りを考えていた二人が逆に距離を置く側へ回っていく流れが見てとれます。

「Is this for real?」打ち明けられた知らせを確かめる

場面がジョーイとレイチェルの部屋に移り、テレビを見ているロスとジョーイのところへチャンドラーがやってきます。呼びかけても二人は応じません。

Chandler: Guys?
(なあ?)
Chandler: I got something important to tell you.
(大事な話があるんだ。)
Chandler: I’m gonna ask Monica to marry me.
(モニカにプロポーズするつもりなんだ。)
Joey: I think we gotta end the freeze-out.
(無視するのはもうやめないとな。)
Ross: Wait a minute. Is this for real?
(ちょっと待て。本気なのか?)
Chandler: Yeah. Check out the ring.
(ああ。指輪を見てくれ。)
Friends Season6 Episode23(The One with the Ring)

I got something important to tell you. は、大事な知らせの前に相手の注意を引く切り出し方です。ジョーイの end the freeze-out は、相手を無視して締め出すのをやめるという意味で、関連する freeze someone out は同じエピソードのフレーズ記事で扱っています。ロスの Is this for real? は「本当なの?」と、驚いた知らせが冗談ではないかを確かめる問いです。

続けてロスが So you two are really serious?(二人とも本気なんだな)と聞くと、チャンドラーは Yeah, pretty much.(まあ、そういうこと)と返します。ロスとモニカはきょうだいなので、ロスはチャンドラーと brothers-in-law(義理の兄弟)になると口にします。

Phoebe: I know. I helped pick out the ring.
(知ってる。指輪選びを手伝ったもの。)
Ross: You told her before you told us?
(俺たちより先に、彼女に話したのか?)
Friends Season6 Episode23(The One with the Ring)

最後の場面で、フィービーが指輪選びを手伝ったと知ったロスの You told her before you told us? は、平叙文の語順のまま語尾を上げて問う形です。打ち明けた順番を確かめる問いで、ロスとジョーイがフィービーよりあとに知らされたことを指しています。

まとめ|誘いを断られた理由をめぐる英語

What was the deal with ~? で理由を問いただし、patch things up で仲直りを考え、Can I tell you something? で本音を切り出す流れを見てきました。Is this for real? のような確かめの問いも手元に置いておくと、思いがけない知らせを受けた場面で反応しやすくなります。

ロスとジョーイの思い込みが解けるまでの会話を、『フレンズ』と一緒にたどっていきましょう。

この回のほかの場面の英語は、同じエピソードのほかのコラムやフレーズ記事にまとめています。

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