「I was wondering if you knew what jazz hands were?」と聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S05E18で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「I was wondering if you knew what jazz hands were?」と聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S05E18で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン5第18話に、ある言葉の意味を尋ねる、ごく短いやりとりが出てきます。声のかけ方、知っていると答える形、理由を聞き返す一言、礼の言い方まで、短い会話の中に日常で使える型がそろっています。

尋ねられたときの返し方を、台詞に沿って順に整理します。やわらかく尋ねる形を知っておくと、返す側の言葉も選びやすくなります。表現ごとの働きを分けて見ていきます。

目次

「I was wondering if you knew what jazz hands were?」やわらかく意味を尋ねる

最初の二つの発言は、声をかける前置きと、言葉の意味を尋ねる質問です。

— Um… Excuse me. Sorry to bother you.
(あの……すみません。お邪魔してしまって。)
— Uh, I was wondering if you knew what jazz hands were?
(その、ジャズハンドというのが何か、ご存じかなと思いまして。)
The Mentalist Season5 Episode18 (Behind the Red Curtain)

Excuse me. は、声をかけるときの前置きです。Sorry to bother you. は、相手の手を止めてしまうことを先に詫びる形で、あとに頼みや質問が続く合図になります。この二つを重ねてから本題に入る組み立てです。

本題の I was wondering if ~ は、「〜かなと思っていたのですが」という切り出しです。Do you know ~? と直接たずねる代わりに、wondering を使って「そう考えていた」という形にすると、ぶしつけな印象が和らぎます。過去進行形になっているのも、丁寧に切り出すときによく見られる形、とされています。

if you knew の部分も、if you know ではなく過去形です。これも丁寧さを足す言い方として知られています。質問そのものは「知っていますか」ですが、wondering と過去形を重ねることで、答えを迫らない聞き方になります。

what jazz hands were は、間接疑問の形です。what ~ were と主語が後ろに来るので、疑問文の語順にはなりません。jazz hands は、二つの単語で一つの名詞として扱われています。

「Sure. It’s the use of …」と「Why do you ask?」答えて、理由を聞き返す

質問に対して返ってくるのは、知っているという答えと、その説明です。続けて、理由を聞き返す一言が出てきます。

— Sure. It’s the use of big hand movements in choreography.
(ええ。振り付けで大きく手を動かすことですよ。)
— Why do you ask?
(どうして聞くんですか?)
The Mentalist Season5 Episode18 (Behind the Red Curtain)

Sure. は、短く「ええ」と答える相づちです。知っていることを一語で示し、そのまま説明に入っています。説明の It’s the use of ~ は、「〜を使うこと」という言い方です。the use of big hand movements で「大きな手の動きを使うこと」、in choreography で「振り付けの中で」を表します。choreography は「振り付け」を意味する語です。

言葉の意味を説明するときの型として、It’s the ~ of … や It means ~ のような形があります。ここでは前者が使われ、用語を「〜という使い方のこと」と言い換えています。

そのあとの Why do you ask? は、理由を聞き返す短い一言です。ask の目的語は省かれていて、直前の質問を指しています。尋ねられた内容に答えたうえで、「なぜそれを聞くのか」と返す形で、会話のやりとりを一往復させる働きがあります。

Why do you ask? は、強く問いただす響きにも、軽く興味を示す響きにもなる表現で、声の調子や状況によって受け取られ方が変わります。台詞の文字からは、その調子までは分かりません。

「Good to know. Thanks.」と「No worries.」受け止めの言葉

理由を聞き返したあとも、やりとりは少し続きます。同じ会話の少しあとで、次のような言葉が交わされます。

— Oh. Good to know. Thanks.
(ああ。分かった。ありがとう。)
— No worries.
(気にしないで。)
The Mentalist Season5 Episode18 (Behind the Red Curtain)

Good to know. は、It’s good to know. の頭を落とした形で、「知っておけてよかった」「覚えておくよ」といった受け止め方を表します。Thanks. を添えて、情報への礼を伝えています。この二つを続けると、聞いた内容を受け取った合図になります。

No worries. は、礼や詫びに対する軽い返しで、「気にしないで」にあたります。You’re welcome. よりくだけた言い方として使われることが多いようです。ここでは Thanks. を受けて、短く返しています。

ここでは、それぞれの言葉がどんな働きをしているかに注目します。受け止め、礼、軽い返しという三つの働きが、二つの発言の中に並んでいます。

尋ねられた側は、Sure. で答えて説明し、必要なら Why do you ask? で理由を聞き返す。やりとりの終わりには、Thanks. の礼に No worries. と軽く返す一往復があります。この流れは、日常の会話にも応用できそうな型です。

まとめ|尋ねる、答える、受け止める

I was wondering if ~ でやわらかく尋ね、Sure. と It’s the use of ~ で答え、Why do you ask? で理由を聞き返す。最後は Good to know. Thanks. と No worries. で締める。短い場面に、会話の型が詰まっています。

次回も『メンタリスト』と一緒に、場面の英語を楽しんでいきましょう。

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