「I don’t think she’s in.」と「She was supposed to be working today.」はどう違う?いない人について話すときの英語|『メンタリスト』S04E19で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「I don't think she's in.」と「She was supposed to be working today.」はどう違う?いない人について話すときの英語|『メンタリスト』S04E19で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン4第19話には、その場にいない人について尋ねられ、答える場面がいくつか出てきます。訪ねた先で同居している人のことを聞かれる場面と、勤め先の店で働く人のことを聞かれる場面では、答え方の形が変わります。

今いるかどうかを伝える言い方と、予定とのずれを伝える言い方を、連絡の入れ方や理由のぼかし方も含めて、台詞に沿って順に見ていきます。

目次

「I don’t think she’s in.」今いるかどうかを、やわらげて伝える言い方

訪ねた先で、ある人に会いたいと頼む言葉が出ます。それに対する答えは、断定を避けた形で続きます。

— Can we talk to the roommate?
(ルームメイトと話せるかな?)
— I… don’t think she’s in.
(えっと……いないと思うよ。)
— I stopped by earlier to check her propane, but, uh, she didn’t answer.
(さっき、あの人のプロパンを見ようと立ち寄ったんだけど、その、応答がなくてね。)
The Mentalist Season4 Episode19 (Pink Champagne on Ice)

Can we talk to ~? は「〜と話せるか」と機会を尋ねる形で、we を主語にすると、複数人でお願いする言い方になります。the roommate のように、名前ではなく関係で人を指す呼び方もここで使われています。

be in は、家や部屋、職場などに「いる」という意味で使われます。She’s in. なら「中にいる」、She’s not in. なら「いない」です。ここでは I don’t think ~ を前に置いて I don’t think she’s in. とし、「いないと思う」とやわらげています。言い切らない形にすることで、確かめきれていない感じが残ります。

続く I stopped by earlier to ~ は、stop by が「立ち寄る」、earlier が「先ほど」で、「先に立ち寄って〜しようとした」と経緯を添える形です。she didn’t answer は、呼びかけに応答がなかったことを短く伝えます。「いない」と言い切る代わりに、応答がなかった事実を示すことで、いない理由を推測しない説明になっています。

「She was supposed to be working today.」予定とのずれを伝える言い方

別の場面では、勤め先の店で、ある人について話が交わされます。今度は、今いるかどうかではなく、本来の予定との食い違いが言葉になります。

— Holly? She’s one of my best waitresses. Why?
(ホリー?うちでも指折りのウェイトレスだよ。それがどうかしたのか?)
— When was the last time you spoke with her?
(最後に話したのはいつですか?)
— She was supposed to be working today. She called in this morning, said she had to miss a couple shifts.
(今日は出勤の予定だったんだ。今朝、連絡があって、シフトを何回か休まなきゃいけないと言っていた。)
The Mentalist Season4 Episode19 (Pink Champagne on Ice)

one of my best waitresses は one of the best ~ の the が my に替わった形で、「いちばん優れた〜の一人」を表します。Why? は理由を一言で尋ね返す短い問いです。

When was the last time you spoke with her? は、the last time のあとに文を続けて「最後に〜したのはいつか」を尋ねる型です。ここでは、最後に言葉を交わした時点を確かめる問いとして使われています。

be supposed to ~ は「〜することになっている」「〜するはずだ」という意味で、was supposed to be working と過去形にすると、予定はあったがその通りにはなっていない、という含みが出ます。be in が「今そこにいるか」を伝えるのに対し、こちらは「予定ではどうだったか」を伝える形です。

call in は、職場に連絡を入れることを表します。miss a couple shifts の shift は勤務の時間帯、a couple は「いくつか」の意味で、「何回か勤務を休む」と言っています。

「She called in?」連絡と理由、深追いしなかったという説明

同じ会話は、このあと聞き返しと理由の確認に進みます。

— She called in? What’d she say?
(連絡してきた?何て言ってた?)
— Needed time off for a personal matter.
(個人的な用事で休みが必要だって。)
— Seemed kind of cranky, so I didn’t push.
(なんだか機嫌が悪そうだったから、それ以上は押さなかった。)
The Mentalist Season4 Episode19 (Pink Champagne on Ice)

She called in? は、相手の言葉の一部を繰り返して聞き返す形です。続く What’d she say? は What did she say? の短縮で、連絡の中身を尋ねています。

返事の Needed time off for a personal matter. は、主語の she が省かれた形です。time off は仕事を休む時間、personal matter は「個人的な用事」で、具体的な中身をぼかしたまま理由を伝える言い方に使われます。

最後の Seemed kind of cranky, so I didn’t push. も、主語が省かれた短い言い方です。cranky は機嫌が悪い様子を指し、kind of がそれをやわらげています。push はここでは強く問いただすことで、didn’t push は「それ以上は押さなかった」という説明です。so が前の観察と結果をつなぎ、「そう見えたから押さなかった」という因果が一文で示されています。

まとめ|いない人の話で使い分ける二つの形

I don’t think she’s in. は今その場にいるかどうかを、She was supposed to be working today. は予定とのずれを伝える形です。call in、time off、personal matter と合わせると、いない人の話が組み立てられます。

次回も『メンタリスト』と一緒に英語を学んでいきましょう。

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