「Any word from ~ yet?」と聞かれたら、何と返す?「まだ何もない」と伝える英語|『BONES』S08E23で学ぶ英会話

『BONES』コラム: 「Any word from ~ yet?」と聞かれたら、何と返す?「まだ何もない」と伝える英語|『BONES』S08E23で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン8エピソード23では、知らせや調べの成果を待つ会話がたびたび出てきます。冒頭の Any word from the Jeffersonian yet? という問いをはじめ、「まだ何もない」「結果待ち」「何も出なかった」といった返事がくり返されるのが特徴です。今回は、こうした問いへの返し方を読み解きます。

仕事の連絡待ちや荷物の到着待ちなど、「何か連絡あった?」と聞かれる場面は日常でもよくあります。返し方の型をいくつか持っておくと、答えに詰まりません。

目次

「Any word from ~ yet?」の word は「知らせ」

冒頭、研究所の外にいる側の会話で、研究所から何か知らせはあったかと尋ねる声に、すぐに答えが返ります。

— Any word from the Jeffersonian yet?
(ジェファソニアンから、もう何か連絡は?)

— Nope, not yet, not a word.
(いや、まだ。ひと言もない。)

BONES Season8 Episode23 (The Pathos in the Pathogens)

ここでの word は「単語」ではなく「知らせ・連絡」の意味です。Any word from + 人・場所 + yet? は「〜から、もう何か知らせはあった?」と、待っている連絡の有無を尋ねる言い方と言えます。Is there any word from ~ yet? の Is there が省かれた形と考えると分かりやすく、同じような場面では Have you heard from ~ yet? や Any news? もよく使われます。

答えの Nope, not yet, not a word. は、否定を3つ重ねています。Nope は No のくだけた言い方、not yet は「まだ」、not a word は「ひと言も(連絡が)ない」。短い否定を重ねることで、「本当に何の連絡もない」という状況がはっきり伝わります。

「We’re still waiting for ~.」と「I got nothing.」で結果待ち・成果なしを伝える

話が進んで中盤のやり取りでは、まだ分からないのかと確かめる声に、こう返されます。

— We’re still waiting for test results.
(まだ結果待ちです。)

BONES Season8 Episode23 (The Pathos in the Pathogens)

be still waiting for + 名詞 は「まだ〜を待っている」。still が入ることで、「前から待っていて、今もまだ届いていない」という状況が伝わります。test results は「調べた結果」のことで、We’re still waiting for a reply.(まだ返事待ちです)のように、待っているものを入れ替えて使えます。

同じやり取りの中で、今度は調べの成果を聞かれ、ひと言で返されます。

— I got nothing.
(何も出てこなかった。)

BONES Season8 Episode23 (The Pathos in the Pathogens)

I got nothing. は「何も得られなかった」、つまり手がかりも成果もなかったと伝えるくだけた言い方です。文法どおりなら I’ve got nothing. ですが、会話では have が落ちた形がよく聞かれます。「まだ何もない」を伝える返し方を並べると、次のようになります。

返し方 ニュアンス
Not yet. まだ
Nothing yet. まだ何も
Not a word. ひと言も連絡がない
Still waiting. まだ待っているところ
I got nothing. 何も出てこなかった
Not that I know of. 私の知る限りはない

「Back to a dead end.」とぼやかれたら「Actually, I don’t think so.」

後半、調べていた線のひとつが外れたと分かって、ブースがぼやきます。

Booth: Great. Okay. Back to a dead end.
(そいつはいい。で、また行き止まりか。)

— Actually, I don’t think so, Booth.
(実は、そうでもないと思う、ブース。)

BONES Season8 Episode23 (The Pathos in the Pathogens)

ここでの Great. は、文字どおりの「すばらしい」ではなく、うまくいかなかったときに「やれやれ」という気持ちで使う皮肉の言い方と読めます。dead end は「行き止まり」で、back to a dead end は「また行き止まりに逆戻り」、つまり手がかりがなくなって振り出しに戻ったというぼやきです。

それに返される Actually, I don’t think so. は、「実はそうでもない」と相手の見方をやわらかく打ち消す言い方です。Actually を先に置くと「意外かもしれないけれど」という前置きになり、反論の角が立ちにくくなります。「まだ何もない」が続いたあとに、別の見方を差し出す返しと言えます。

まとめ|「まだ」「何も」「実は」を言い分ける

今回は『BONES』シーズン8エピソード23から、Any word from ~ yet? という問いと、Nope, not yet, not a word.、We’re still waiting for ~.、I got nothing. といった「まだ何もない」の返し方、さらにぼやきに Actually, I don’t think so. と返す言い方を読み解きました。返し方を言い分けられると、待っている状況を正確に伝えられます。

次回も『BONES』と一緒に、場面ごとの英語を学んでいきましょう。

このエピソードの他のコラムでは、作業の前に用意を確かめる英語や、lucky と fortunate の違いも扱っています。

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