「What’s your play here?」と聞かれたら、何と返す?相手の狙いを問いただされる場面の英語|『メンタリスト』S04E10で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「What's your play here?」と聞かれたら、何と返す?相手の狙いを問いただされる場面の英語|『メンタリスト』S04E10で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン4第10話には、手を貸す理由を疑われ、「何が狙いなのか」と問われる場面があります。とぼける返し、疑いの言葉、言い切る返事が、短い会話の中に順番に並んでいて、聞き返し方や言い切り方の例にもなっています。

狙いを尋ねる、信じないと伝える、言い切って返す。この三つの動きを、台詞に沿って順に見ていきます。どれも、尋ねる側にも答える側にも使える形です。

目次

「What’s your play here?」相手の狙いを尋ねる

やり取りは、狙いを尋ねる問いから始まります。続く発言も合わせて見てみます。

— What’s your play here?
(ここでの狙いは何?)
— I don’t know what you mean.
(何のことか分からないな。)
— What are you trying to do?
(何をしようとしているの?)
— Bring a ray of hope to a family, I suppose, and help my friends solve a crime.
(ある家族に希望の光を届けたい、といったところかな。それと、友人たちが事件を解決する手助けを。)
The Mentalist Season4 Episode10 (Fugue in Red)

play にはいくつかの意味がありますが、ここでは「作戦」「手」に近い使われ方です。What’s your play here? は、「この場面でのあなたの手は何?」という発想で、相手が何を狙っているのかを聞く問いかけです。here は「この状況で」という意味で、場面を限定して狙いを聞いています。同じ内容を平易に言い換えたのが、次の What are you trying to do? で、「何をしようとしているの?」と尋ねています。

問われた側の最初の返事は I don’t know what you mean. です。「何のことか分からない」と、質問の前提ごと受け流す形になっています。

その後の答えは、Bring a ray of hope to a family のように動詞から始まります。これは直前の trying to do を受けて、I’m trying to を省いた形です。a ray of hope は「一筋の希望の光」という意味で、I suppose を添えると、「〜といったところでしょうか」と断定を弱めた言い方になります。

「I don’t buy it.」信じないと伝える

同じ会話の続きでは、疑いの言葉が重ねられていきます。

— I don’t buy it. You don’t help us because you like us.
(信じられないね。好意があるから手を貸している、わけじゃないでしょう。)
— I don’t like you?
(私が君たちを好きじゃない?)
— Well, you don’t not like us. But you have deeper reasons for helping people.
(まあ、嫌いなわけでもないでしょう。でも、人助けをするのには、もっと深い理由がある。)
— Without those reasons, you’re a hustler. So what’s your play?
(その理由がなければ、ただの口の達者な稼ぎ屋だ。で、狙いは何?)
The Mentalist Season4 Episode10 (Fugue in Red)

I don’t buy it. の buy は、口語で「信じる」「受け入れる」という意味で使われます。否定にして、「その話には納得できない」と伝える形です。理由を重ねて説明せず、短く切って疑いを示せます。

続く You don’t help us because you like us. は、読み方に少し注意が要る文です。don’t ~ because … は、「〜しないのは、…だからだ」ではなく、「…という理由で〜するわけではない」と読めます。ここでは「好意があるから手伝っているわけではない」という意味合いです。

you don’t not like us は、否定を二つ重ねた形です。「嫌いではない」けれど、「好き」と言い切るのとも違う、という中間の距離感を表せます。そのうえで deeper reasons と、もっと深い理由があるはずだと続けます。Without ~ は「〜がなければ」で、hustler は口語で、抜け目なく立ち回って稼ぐ人を指します。ここでは、理由がなければそう見える、という言い方です。

最後に So what’s your play? と、最初の問いに戻ります。I don’t like you? のように語尾を上げて聞き返すと、言われたことを繰り返して確かめる働きをします。

「I do like you.」否定されて、強く言い返す

疑いの言葉を受けて、こう返す発言が続きます。

— You’re wrong about me, Mr. Cho. I do like you.
(私のことを誤解していますよ、チョウさん。君たちのことは、ちゃんと好きです。)
The Mentalist Season4 Episode10 (Fugue in Red)

— And I can assure you I want to help that little girl find her lost doll.
(あの小さな女の子がなくした人形を見つける手伝いをしたいのは、確かです。)
The Mentalist Season4 Episode10 (Fugue in Red)

You’re wrong about me. は、「私のことを誤解している」と相手の見方をはっきり否定する言い方です。そのあとの I do like you. の do は、動詞を強調する使い方です。先ほど「好意で手伝っているわけではない」と疑われていたので、それを打ち消すように do で強く言い切っています。

さらに I can assure you ~ で、「〜と請け合います」「間違いなく〜です」と言い切ります。assure は、相手の疑いを取り除くように、自分の言葉に責任を持って伝える動詞です。後ろには、女の子のなくした人形を見つける手伝いをしたいという内容が続きます。

この返事が本心なのか、追及をかわすための言葉なのかは、台詞だけでは分かりません。ここで押さえておきたいのは、疑われたときに You’re wrong about me. で否定し、do と I can assure you で重ねて言い切るという、言い返しの組み立てです。

まとめ|狙いを問われたときの受け答え

What’s your play here? で狙いを尋ね、I don’t buy it. で信じないと伝え、I do like you. と I can assure you ~ で言い返す流れを見てきました。問う言葉と返す言葉をセットで押さえると、疑われた場面での英語の幅が広がります。

次回も『メンタリスト』を観ながら、一緒に学んでいきましょう。

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