「So you make drones here?」と聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S06E02で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 「So you make drones here?」と聞かれたら、何と返す?|『メンタリスト』S06E02で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン6第2話では、ドローンを扱う会社を訪ねた場面で、仕事の内容や話の意図をめぐる短いやりとりが続きます。

事業を聞かれたときの言い直し方、「何が言いたいのか」と尋ねる一言、「厳密には」と前置きして理由を述べる形が、一つの会話の中に並んでいます。どれも短い言葉でできた形なので、台詞の組み立てに注目しながら、順を追って見ていきます。

目次

「So you ~?」で確かめ、「We design them.」と言い直して答える

会社を訪ねた場面で、事業を確かめる質問と、その返答が出てきます。

Jane: So you make drones here?
(では、ここでドローンを作っているんですね?)
Kris: Uh, we design them. We don’t manufacture.
(ええと、設計しているんです。製造はしていません。)
The Mentalist Season6 Episode2 (Black-Winged Redbird)

最初の質問は、Do you make drones here? から Do を落とし、So で始めた形です。So you ~? は、相手の話や状況から受け取った内容を、「つまり〜ということですか」と確かめる聞き方として使われます。語順は平叙文のままで、語尾を上げて質問にしています。

返す側は Yes や No で受けず、動詞を差し替えています。we design them で、自分たちがしているのは設計だと示し、続けて We don’t manufacture. で、製造はしていないと否定します。them は質問にあった drones を受けています。

make は「作る」を広く表す語で、manufacture は工場などで「製造する」の意味合いが強い語です。質問の make をそのまま受けず、design と manufacture に分けて答える形になっています。

manufacture は、ここでは目的語を置かずに使われています。them を繰り返さないぶん、前の文との対比が際立つ形です。冒頭の Uh, は、言い直しに入る前のつなぎの音と読めます。

「What is the point here?」要点を問い、「There is none」と返す

同じ会社でのやりとりの中で、軍に納めた製品の名前と色が話題になったあと、こんな会話があります。

— What is the point here?
(何が言いたいんですか?)
— There is none, just that mere mention of it makes both of you tense. Why is that?
(特にありませんよ。ただ、その名前を出しただけで、お二人とも緊張するものですから。どうしてでしょう?)
The Mentalist Season6 Episode2 (Black-Winged Redbird)

What is the point here? は、相手の話の目的が見えないときに、「要点は何か」「何が言いたいのか」と尋ねる形です。point は「要点」「ねらい」を指し、here が「この場で」という限定を添えます。

それを受けた There is none は、There is no point. の point を省いた形です。none が「何もない」を一語で表します。そのあとに just that ~ が続き、「ただ〜というだけで」と付け足しています。

just that ~ の中の mere mention は、「口にしただけのこと」という意味です。mere は「ほんの」「単なる」を示し、mention of it で「その名前に触れること」を指します。makes both of you tense は make 人 形容詞 の形で、「二人を緊張させる」と訳せます。

最後の Why is that? は、直前に述べた事実の理由を、短く聞き返す形です。that は「二人が緊張すること」を受けています。

意図を問う一言に、「ない」という答えと問い返しが続きます。どれも短い語だけで組み立てられています。

「technically」と「just for having ~」で理由を添える

同じ会話の中で、事情を説明する場面が続きます。

— Our work for the Pentagon is covered by strict confidentiality agreements, so technically, admitting the Redbird exists is a violation of federal law. We could all go to jail just for having this conversation.
(ペンタゴンの仕事は厳しい守秘契約で守られているので、厳密に言えば、レッドバードの存在を認めること自体が連邦法違反になります。こうして話しているだけで、全員が刑務所行きになりかねません。)
The Mentalist Season6 Episode2 (Black-Winged Redbird)

この台詞では、so technically, が理由と結論をつなぎます。technically は「厳密に言えば」「規則の上では」という前置きで、このあとに続く結論を、規則に照らして述べる前置きとして働きます。ここでは守秘契約を理由に、存在を認めること自体が問題になると述べています。

is covered by ~ は「〜の対象になっている」「〜で守られている」という受け身です。strict confidentiality agreements は「厳格な守秘契約」で、取り決めの厳しさを強調しています。

終わりの We could all go to jail just for having this conversation. では、could が「そうなりかねない」という可能性を示します。just for ~ing は「〜しただけで」で、前の台詞の mere mention と同じく、「それだけのこと」という響きを作っています。

劇中の台詞としての説明であり、実在の制度や法律がそのとおりかどうかは別の話です。英語表現として見れば、technically で前置きし、just for ~ing で「たったそれだけで」と結ぶ組み立てが整理できます。

まとめ|聞かれた内容を言い直し、意図を問い、前置きで理由を述べる

So you ~? には動詞を差し替えて答え、What is the point here? で意図を尋ね、technically で理由を添える。三つの形が、同じ会社での一つの会話の中に並んでいました。

『メンタリスト』を観ながら、短い一言がどんな働きをしているかを追っていくと、場面の英語が立体的に見えてきます。

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