お菓子を切らすと家に卵が飛んでくる?アメリカのハロウィンのお菓子の文化と英語|『BONES』S11E05で学ぶ英会話

『BONES』コラム: お菓子を切らすと家に卵が飛んでくる?アメリカのハロウィンのお菓子の文化と英語|『BONES』S11E05で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『BONES』シーズン11エピソード5の冒頭、ハロウィンを前にしたブースとブレナンの家の場面では、配るためのお菓子をめぐる会話が交わされます。今回はこの場面を起点に、アメリカのハロウィンでお菓子を用意する習慣と、それにまつわる英語を紹介します。

日本でも定着してきたハロウィンですが、家で子どもたちを迎える側の事情は意外と知られていません。会話の背景を知っておくと、ドラマのひと幕がぐっと身近に感じられます。

目次

家でお菓子を用意して子どもたちを待つ

場面は、お菓子の量をめぐる宣言から始まります。

— Ow. Okay. We are not running out of candy this year, I got about 15 pounds.
(痛っ。よし、今年はお菓子を切らさないよ。15ポンドくらい買ってきた。)

BONES Season11 Episode5 (The Resurrection in the Remains)

15ポンドは、およそ7キロ近い量です。アメリカのハロウィンでは、仮装した子どもたちが近所の家を回り、玄関先で Trick or treat! と声をかけてお菓子をもらう習慣が広く知られています。この言葉は「お菓子をくれないと、いたずらするよ」という意味だとされています。

迎える家の側は、小分けのお菓子を用意して配ります。こうした小さなサイズのお菓子は fun size と呼ばれることがあります。また、玄関の明かりをつけている家は「お菓子を用意しています」という合図になる、という目安もよく紹介されます。配ることは hand out candy や pass out candy と言い、用意した分がなくなることは run out of candy(お菓子を切らす)と表します。たくさんの子どもが来る地域では、途中でお菓子がなくなるのは避けたいところで、多めに買い込むという話もよく聞かれます。

続いて、次のような言葉も出てきます。

— You know how I feel about candy. Do you know how bad it is for children’s endocrine systems?
(お菓子のこと、どう思ってるか知ってるよね。子どもの内分泌系にどれだけ悪いか分かってる?)

BONES Season11 Episode5 (The Resurrection in the Remains)

同じ行事でも、お菓子への考え方は人によって違うことが読み取れます。

劇中で語られる「去年の出来事」

会話は、お菓子を多めに用意する理由へと進みます。

— Besides, look at this as an insurance policy, right?
(それに、保険だと考えてみて。ね?)

— Last year we ran out of candy, started passing out raisins and then we ended up getting our house egged.
(去年はお菓子が切れて、レーズンを配り始めたら、結局、家に卵をぶつけられたんだから。)

BONES Season11 Episode5 (The Resurrection in the Remains)

insurance policy は本来「保険証券」ですが、ここでは「万一に備えた手」というたとえとして使われています。日常会話では、同じ気持ちを just in case(念のため)で表すことも多く、I bought extra candy just in case.(念のため、お菓子を多めに買っておいた)のように言えます。

劇中では、お菓子が切れてレーズンを配ったら、家に卵をぶつけられた、と語られます。レーズンは、アメリカのアンケート記事などで「もらってうれしくない物」の上位に挙げられることがあるとされ、お菓子の代わりとしては喜ばれにくい品として知られています。

egg は動詞で「卵を投げつける」という意味になり、get one’s house egged は「家に卵をぶつけられる」と表します。ハロウィンの時期には、こうしたいたずらが話題にのぼることもあるとされていますが、家や車を汚す迷惑行為として問題になることも多い行為です。劇中のこの話は、Trick or treat! という言葉の「いたずら」の側を思い出させるエピソードと言えます。

英語 意味
trick-or-treat 家々を回ってお菓子をもらう
trick-or-treater お菓子をもらいに回る子ども
hand out candy お菓子を配る
run out of candy お菓子を切らす
get one’s house egged 家に卵を投げつけられる

まとめ|お菓子を配る側から見たハロウィン

今回は『BONES』シーズン11エピソード5の家の場面から、ハロウィンに家でお菓子を配る習慣と、trick-or-treat、run out of candy、pass out、get one’s house egged などの英語を紹介しました。迎える側の準備や心配ごとを知ると、ハロウィンの会話の背景が見えてきます。

季節の行事が出てくる回を観ながら、アメリカの暮らしの英語にも触れていきましょう。

この回の英語は、いたずらへの返し方や、はっきり答えを求められたときの言い方を扱ったコラムでも読み解いています。

このエピソードを見るには

(タップすると各配信サービスの視聴ページへ移動します)

※配信状況は変更される場合があります(2026年5月時点)



  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次