訪ねた先で、会いたい相手を告げて待つ英語|『メンタリスト』S05E22で学ぶ英会話

『The Mentalist』コラム: 訪ねた先で、会いたい相手を告げて待つ英語|『メンタリスト』S05E22で学ぶ英会話

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

『メンタリスト』シーズン5第22話には、訪ねた先で会いたい相手の名前を告げる場面と、やりとりの終わりに礼を言って引き上げる場面があります。どちらも短い発言ばかりで、日常でそのまま使える形がそろっています。名前を告げる、頼む、待つという流れも、一続きで追えます。

来意の聞かれ方と答え方、いないと言われたときの頼み方、また来ると告げる一言を、訪問の流れに沿って見ていきます。

目次

「What do you want?」来意を聞かれ、「To talk to ~.」と答える

訪ねた先では、「I’m Marta」という名乗りや「How can I help you?」という問いかけがあり、少しあとに次のやりとりが続きます。

— What do you want?
(何の用?)
— To talk to Sean Barlow.
(ショーン・バーロウと話がしたい。)
— There’s no Sean Barlow here.
(ここにショーン・バーロウという人はいない。)
The Mentalist Season5 Episode22 (Red John’s Rules)

What do you want? は、相手の目的をそのまま尋ねる形です。用件を尋ねる How can I help you? と比べると、やや直接的な聞き方で、場面によっては素っ気なく響くこともあります。この場面では、丁寧な尋ね方のあと、別の発言を挟んで、短く目的を聞く発言が続いています。

答えは To talk to ~. だけです。I want to talk to ~ の I want を省き、不定詞から始めて目的だけを答えています。質問が What do you want? なので、「何がほしいか」に対して「話すこと」と目的を返す形になります。短い返事の中に、会いたい相手の名前までが収まっています。

それに対する There’s no ~ here. は、「ここに〜という人はいない」と返す形です。He isn’t here. が「今ここにいない」と所在を述べるのに対して、There’s no ~ は存在そのものを否定する響きをもつ、と受け取れます。ただ、この発言が事実なのかどうかは、ここでは分かりません。

「You tell ~ that ~」と「We’ll wait.」取り次ぎを頼み、待つと告げる

「いない」と返されたあとも、やりとりは続きます。

— You tell Sean– who isn’t here– that Patrick Jane is here, and he’d like to talk to him.
(ショーンに伝えて――ここにはいない、そのショーンに――パトリック・ジェーンが来ていて、話がしたいと。)
— We’ll wait.
(待ちます。)
The Mentalist Season5 Episode22 (Red John’s Rules)

最初の発言は、You tell ~ that ~ の形で伝言を頼んでいます。命令の形に you を添えると、「そちらから伝えてほしい」と相手に役割を指定する調子になります。that のあとには、伝えてほしい内容が is here の形で続き、来ている人物の名前がそのまま告げられます。名前を出すことで、誰が来ているのかが相手に伝わります。

途中に挟まれた who isn’t here は、少し前に出た「いない」という返事を受けた挿入句です。who で始まる節を、名前のすぐあとに置いています。いないという返事をそのまま言葉に取り込んだうえで、それでも伝えてほしいと頼む組み立てです。

文の後半の he’d like to talk to him は、he would like to ~ の短縮形です。would like to ~ は「〜したいのですが」という丁寧な希望の言い方で、want to ~ より控えめに聞こえます。he は名前を出したパトリック・ジェーン、him は取り次ぎ先のショーンを指します。

返事の We’ll wait. は、待つ意思を告げる短い表現です。will を使うと、その場で決めた意思が伝わります。主語が we なので、待つのは一人ではありません。誰が誰に向けて言った発言なのかは分からないため、ここでは言い方の働きだけを見ておきます。

「Thank you for your help.」と「We may be back.」引き上げるときの一言

これより前の、別の訪ね先でのやりとりの終わりにも、短い発言が出てきます。

— Thank you for your help.
(ご協力に感謝します。)
— We may be back.
(また来るかもしれません。)
The Mentalist Season5 Episode22 (Red John’s Rules)

Thank you for your help. は、協力してもらったことへの礼です。for のあとに礼を言う理由を置く形で、Thank you for ~ は用件を終えるときの区切りとしても使われます。help は手助けや協力を指す語で、何を手伝ってもらったかは述べられていません。

続く We may be back. は、再訪の可能性を告げる言い方です。may は「〜かもしれない」という可能性を示す助動詞で、確定ではありません。同じ be back でも、We’ll be back. と言えば「また来る」と言い切る調子になります。may にすると、また来るかもしれないという含みに変わります。

この二つを続けると、礼を述べて区切りをつけたうえで、次の機会の余地を残す言い方になります。会いたい相手を告げて待つ形と、礼を言って引き上げる形は、訪問の場面で入り口と出口に当たります。

まとめ|告げる、頼む、待つ、引き上げる

To talk to ~. で目的を告げ、You tell ~ that ~ で取り次ぎを頼み、We’ll wait. で待つ意思を示す。そして Thank you for your help. と We may be back. で引き上げる。訪ねた先での流れが、英語で一続きに見えてきます。

次回も『メンタリスト』の世界を、英語とともに楽しんでいきましょう。

このエピソードの英語は、ほかのコラムやフレーズ記事でも場面ごとに取り上げています。

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