「Do you think he’ll ever forgive me?」と聞かれたら、何と返す?失敗を悔やむ友達を励ます英語|『フレンズ』S06E20で学ぶ英会話

『FRIENDS』コラム: 「Do you think he'll ever forgive me?」と聞かれたら、何と返す?失敗を悔やむ友達を励ます英語|『フレンズ』S06E20で学ぶ英会話

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『フレンズ』シーズン6第20話では、チャンドラーがジョーイ宛ての伝言を伝え損ね、ジョーイはオーディションの機会を逃してしまいます。チャンドラーはすぐに謝りますが、ジョーイの怒りは収まりません。

落ち込んだチャンドラーを、モニカとレイチェルが励まします。謝る側の言葉から、「許してくれるかな?」と不安がる相手への返し方まで、場面の順に見ていきます。

目次

「I messed up」失敗を認めて謝り、言い分も添える

役を逃したと知ったジョーイは、チャンドラーに詰め寄ります。

Joey: How could you do this to me, Chandler? This part could have turned my whole career around.
(なんでこんなことしたんだよ、チャンドラー。この役で、俺の仕事が丸ごと上向いたかもしれないのに。)
Chandler: I messed up, okay? I’m sorry. I really messed up.
(俺がしくじったんだ、な?ごめん。本当にしくじった。)
Friends Season6 Episode20(The One with Mac and C.H.E.E.S.E.)

How could you do this to me? は「どうしてこんなことができたの」と、相手のしたことを責めています。could を使うことで、信じられないという気持ちが強く出ます。続く turn ~ around は「〜を好転させる」で、could have turned と過去の可能性として述べ、逃したものの大きさを伝えています。

チャンドラーの I messed up. は「しくじった」と自分の失敗を認める、くだけた表現です。間に I’m sorry. をはさみ、really を足してもう一度くり返すことで、言い訳をせずに非を認める形になっています。

ジョーイが留守番電話のことで言い返したあと、チャンドラーはこう続けます。

Chandler: Look, if there was anything I could do, I would do it, okay? But everybody’s allowed one mistake, right?
(なあ、俺にできることがあるならやるよ、な?でも、誰だって一回くらいの失敗は許されるだろ?)
Friends Season6 Episode20(The One with Mac and C.H.E.E.S.E.)

If there was anything I could do, I would do it. は仮定法過去で、「できることがあればするけれど、今はない」という含みを持ちます。be allowed ~ は「〜が許される」で、文末の right? で相手に同意を求めています。このあと話は過去の出来事を振り返る場面をはさみ、チャンドラーはジョーイにも判断を誤ったことがあると言い返します。

「Stop beating yourself up」自分を責める友達をなだめる

場面が移り、モニカとレイチェルが落ち込んだチャンドラーを励ましています。

Chandler: I can’t believe I did this. What an idiot.
(自分がこんなことしたなんて信じられない。なんてばかなんだ。)
Monica: Oh, stop beating yourself up. People make mistakes. These things happen.
(もう、自分を責めるのはやめて。人は失敗するものなの。こういうことってあるのよ。)
Friends Season6 Episode20(The One with Mac and C.H.E.E.S.E.)

What an idiot. は「なんてばかなんだ」で、ここでは自分自身に向けています。beat oneself up は直訳すると「自分を殴る」ですが、「必要以上に自分を責める」という意味で使われます。Stop beating yourself up. は、落ち込む相手をなだめるときに使われることの多い言い方です。

モニカはそこに People make mistakes. と These things happen. を重ねています。どちらも主語を一般化して、「自分だけが特別にだめなわけではない」と失敗を受け止めやすくしています。

Chandler: Do you think he’ll ever forgive me?
(あいつ、いつか許してくれると思う?)
Rachel: Of course he will, but, Chandler the most important thing is that you forgive yourself.
(もちろん許してくれるって。でもチャンドラー、一番大事なのは自分で自分を許すことなの。)
Chandler: I kind of have.
(もう、わりと許してる。)
Rachel: Already? That was pretty bad, what you did.
(もう?けっこうひどいことしたのに。)
Friends Season6 Episode20(The One with Mac and C.H.E.E.S.E.)

Do you think he’ll ever ~? の ever は「いつかは」で、許してもらえる日が来るのかという不安を表しています。レイチェルの Of course he will. は、質問の will を受けて動詞を省いた短い返事です。ただ、チャンドラーが I kind of have. とすでに自分を許していると答えると、レイチェルは Already? と突っ込みます。励ましの言葉に素直すぎる返事が返ってくる、笑いの流れです。

「We’ve all been there」許してもらえるか不安な相手への返し

モニカとレイチェルは、さらに言葉を続けます。

Monica: He will forgive you and I like to bring a pad with me when I go answer the phone, just in case. Okay.
(彼は許してくれるよ。それと私は、電話に出るときは念のためメモ帳を持っていくようにしてるの。……以上。)
Chandler: You didn’t see how mad he was, you know?
(あいつがどれだけ怒ってたか、見てないだろ?)
Rachel: I’m sure he will forgive you. Look, we’ve all been there. You know, you fight; you make up— that’s just the way it works.
(きっと許してくれるって。ねえ、みんな経験あるのよ。ほら、けんかして、仲直りして、そういうものなの。)
Friends Season6 Episode20(The One with Mac and C.H.E.E.S.E.)

モニカの He will forgive you. は、will で言い切って安心させる形です。ただし後半では、電話に出るときの心がけを持ち出して、伝言のことでチャンドラーを軽くからかってもいます。

チャンドラーの You didn’t see how mad he was. の how mad he was は間接疑問で、「どれほど怒っていたか」を表します。不安が消えないチャンドラーに、レイチェルは I’m sure ~ で確信を込めて返します。We’ve all been there. は「みんなその場所にいたことがある」、つまり「誰でも同じ経験をしている」という意味の言い回しです。相手の状況を特別なものにせず、自分たちも通った道として受け止める響きがあります。

続く You fight; you make up. の make up は「仲直りする」です。you は目の前の相手ではなく「人は誰でも」という一般の主語で、けんかと仲直りをひと続きのものとして並べています。最後の That’s just the way it works. は「そういうものだ」と話を締めくくる言い方で、just が「特別なことではない」という軽さを添えています。

まとめ|許してもらえるか不安な友達への返し方

I messed up. で失敗を認める側の言葉と、Stop beating yourself up.、Of course he will.、We’ve all been there. で励ます側の言葉を見てきました。不安を打ち消す一言に、誰にでもあることだと添えると、相手が気持ちを立て直すきっかけになります。

落ち込む友達を囲む三人の会話を思い出しながら、『フレンズ』の英語をこれからも味わっていきましょう。

この回の別の場面の英語は、同じエピソードのほかのコラムやフレーズ記事で扱っています。

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