「count down the days」の意味と使い方|『モダンファミリー』S08E07で学ぶ英会話

「count down the days」の意味と使い方を解説

海外ドラマを使って英語表現を学ぶ『ドラマdeエイゴ』へようこそ。

旅行の日まで、カレンダーの数字を一日ずつ消していく。そんな待ち遠しさは、話し出すと一気に気持ちが弾むものです。

そんな気分にぴったりの「count down the days」を、『モダンファミリー』シーズン8第7話の後半、ハワイ旅行を心待ちにするミッチェルが、夫のキャメロンに話しかける一言から、一緒に見ていきましょう。

目次

「count down the days」の意味とニュアンス

count down the days
意味:(楽しみな日まで)指折り数えて待つ、あと何日か数えて待ちわびる

count down the days は、楽しみにしている日までの残り日数を数えながら、その日を待ちわびることを表す口語表現です。count down は「10、9、8…」と数を減らしながら数えることで、the days は「日々」です。残りの日数が一日ずつ減っていく様子から、「その日が待ち遠しい」という気持ちが伝わります。

使われるのは、休暇や結婚式、誕生日など、先に楽しみな予定がある場面です。反対に、試験や仕事の終わりなど、「早く終わってほしい日」を待つ場面でも使えます。待っている対象がうれしいことでも、解放されることでも、その日までの日数を数える行動が共通しています。

形は、count down the days + till / until / to という並びが基本です。till や until のあとには、we’re in Hawaii のように「〜の日」を表す節を置けます。to のあとには、to her wedding のように名詞を置きます。時制は、今まさに待っているなら I’m counting down the days のように進行形がなじみます。

the days の部分は、数える対象が「日」であることを示しています。the weeks や the hours に置き換えれば、数える単位を変えられます。日数を数えているのは話し手自身で、待っている出来事はまだ先にある、という位置関係が前提になる言い方です。すでに過ぎた日について使う表現ではありません。

日本語にするときは、「指折り数えて待つ」「その日を心待ちにする」「あと何日かと数える」といった訳が当てはまります。

【ここがポイント!】

  • 「count down the days」の核は、残り日数を一日ずつ減らしていく待ち遠しさ
  • till / until のあとに日を示す節、to のあとに名詞を置く形が基本
  • 楽しみな日にも、終わってほしい日にも使える

『モダンファミリー』S08E07のシーンで見てみよう

意味を押さえたところで、実際のドラマシーンを見ていきましょう。

ミッチェルが、キャメロンに向かって、疲れていることと、ハワイへ行く日を待ちわびていることを話します。キャメロンはそれを軽くかわし、やがてミッチェルが、ハワイのお金の話を持ち出します。count down the days が出てくるのは、会話の書き出しの台詞です。そこから二人のやり取りがどう動くのかに注目です。

Mitchell: Oh, I am exhausted. I’m counting down the days till we’re in Hawaii.
(ああ、くたくただ。ハワイに行く日まで指折り数えてるよ。)

Cameron: Sweetie, I don’t know if you can count that high. You remember how cool I was with the whole Fizbo thing?
(ねえ、君がそこまで数えられるかどうかわからないよ。フィズボの件で僕がどれだけ寛大だったか覚えてる?)

Mitchell: Cam, you spent the Hawaii money on this party, didn’t you? What is wrong with us? From now on, can we just be honest with each other, all right? No more games.
(キャム、ハワイのお金をこのパーティーに使ったんだろ? 僕たち、どうなってるんだ? これからはお互いに正直になろう、いいね? もう駆け引きはなしだ。)

Cameron: Deal.
(約束だ。)

Modern Family Season8 Episode7 (Thanksgiving Jamboree)

シーン解説と心理考察

ミッチェルの Oh, I am exhausted. は、疲れを正直に吐き出す一言です。そのすぐ後ろに、I’m counting down the days till we’re in Hawaii. が続きます。疲れのあとに旅行の話を置くことで、ハワイが待ち遠しい気持ちの大きさが、並べ方から伝わってきます。

キャメロンの返事は、Sweetie, I don’t know if you can count that high. です。count that high は「そんなに大きな数まで数えられるか」という言い方で、字義どおりの返事ではありません。ミッチェルが日数を数えて待っているという話を、数の大きさの冗談で受けて、旅行がいつになるかには直接答えていません。続けて、フィズボの件で自分がどれだけ寛大だったかを覚えているか、と別の話を持ち出します。

ミッチェルは、その返事を聞いて、ハワイのお金をこのパーティーに使ったのだろうと確かめます。didn’t you? という付加疑問が、確認の問いであることを示しています。さらに What is wrong with us? と、二人の間の状況そのものを問い直したうえで、これからはお互いに正直になろう、もう駆け引きはなしだ、と提案します。

最後に、キャメロンが Deal. とだけ答えます。短い一言ですが、ミッチェルの提案を受け入れる返事として置かれています。旅行を待ちわびる言葉から始まった会話が、お金の使い道をめぐる確認を経て、二人の約束で締まる流れが、このやり取りの面白さです。

『モダンファミリー』流・覚え方のコツ

壁のカレンダーに、一日ごとに×印が増えていく。ロケットの打ち上げ前のように、数が減っていって、0になる日が待ち遠しい。その絵が、count down the days の意味そのものです。

ミッチェルの台詞は、そのカレンダーの先にハワイがある、という一言でした。×印の数が減っていくたびに、旅行の日が近づく絵を頭に置いておくと、「指折り数える」の英語がすぐに浮かびます。

例文で覚える「count down the days」

楽しみな日を待ちわびる場面で使う count down the days を、3つの例文で確認していきましょう。

We’re counting down the days until summer vacation.
(夏休みまで、指折り数えて待っている。)
長期休暇を楽しみにする場面です。until のあとに日を示す語を置くと、待っている日がはっきりします。

I’m counting down the days till this project is over.
(このプロジェクトが終わる日まで、あと何日か数えている。)
仕事の終わりを待ちわびる場面です。うれしい日だけでなく、終わってほしい日にも使えることが分かります。

A: Are you excited for the trip?
B: Totally. I’m counting down the days.
(A:旅行は楽しみ?)
(B:もちろん。指折り数えているよ。)
旅行前の会話です。till や until を省いても、話の流れから待っている日が伝わります。

あわせて覚えたい関連表現

can’t wait for
(〜が待ちきれない)
can’t wait for は、「待ちきれない」という気持ちを直接言う表現です。count down the days は、残り日数を数える行動を通して、待ち遠しさを表す言い方です。

look forward to
(〜を楽しみにする)
look forward to は、手紙やメールでも使える落ち着いた言い方です。count down the days は口語的で、待ちわびる気持ちがより前に出ます。

count the days
(日数を数える)
count the days は、日数を数える言い方で、残りの日数を気にしている含みがあります。count down the days は、減らしながら数える形なので、楽しみな日が近づく感じが強くなります。

Note|行動で待ちわびる count down the days、気持ちで言う can’t wait、落ち着いて言う look forward to

「楽しみに待つ」を英語で言うとき、count down the days、can’t wait、look forward to の三つが並びます。同じ気持ちを言い表しても、何を使って表すかが違います。

count down the days は、日数を数えるという行動を使って、待ち遠しさを表します。ミッチェルの I’m counting down the days till we’re in Hawaii. のように、待っている日を till や until で示します。日数を減らしていく動きが目に浮かぶため、「毎日その日を意識している」という具体的な感じが出ます。

can’t wait は、「待ちきれない」という気持ちを直接言います。I can’t wait for the trip. のように、for のあとに名詞を置けます。行動の描写を挟まないぶん、感情がまっすぐ伝わる言い方です。

look forward to は、手紙やメールにも使える落ち着いた表現です。I look forward to seeing you. のように、to のあとに名詞か動名詞を置きます。待ちわびる強さよりも、楽しみにしている姿勢を丁寧に伝える言い方です。

三つを並べると、行動を描くか、気持ちを直接言うか、落ち着いた調子で言うか、という違いが見えてきます。ミッチェルが count down the days を選んだことで、旅行を待つ気持ちが、日々数えている様子として伝わります。

まとめ|日数を数える動きで伝える、待ち遠しさ

count down the days は、楽しみな日までの残り日数を数えながら、その日を待ちわびる表現です。till や until のあとに日を示し、休暇や結婚式のような先の予定に、よくなじみます。

ミッチェルは、ハワイに行く日を指折り数えていると、キャメロンに話しかけました。そこから会話は、旅行のお金をめぐる確認と、二人の約束へと進んでいきます。待ちわびる気持ちを、日数を数える動きで言い表せるのが、この表現の持ち味です。

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